
~3月20日から4月4日~
祝日にもなっている「春分」。昼と夜の長さがほぼ同じで、以後、日が長くなっていきます。二十四節気の基準となる春分。春分をはさんだ七日間が彼岸。彼岸の中日=春分には、お参りに行かれる方も多いことでしょう。
・初候 雀始巣(すずめはじめてすくう)
・次候 桜始開 (さくらはじめてひらく)
・末候 雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)




奈良町にぎわいの家・オリジナル二十四節気短歌「春分の歌
さみどりに香る草餅春彼岸あの人この人偲びつつ食む 喜夛隆子(歌人・ヤママユ編集委員)
春の色、春の香りも美味しい草餅をいただきながらのお彼岸。食べながら、亡くなった人たちのことを思い起こしています。あの人もこの人も…。偲ぶ人たちの数が、いつのまにか増えてしまった…。春の匂いのする草餅の感触と、日々を生きる実感のこもるお歌です。
喜夛隆子 歌人。ヤママユ所属。吉野出身の日本を代表する歌人、故、前登志夫の歌弟子としてその実力には定評がある。歌集に『国原の地図』他。最新歌集『柿の消えた空』(角川書店)には、奈良町にぎわいの家のために作った節気短歌、24首も所収。民俗も研究し著作に『フォークロアの畦道』などがある。
