初候「虹蔵不見(にじかくれてみえず)」
次候「朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)」
末候「橘始黄(たちばなはじめてきばむ)」
・霜降の歌
はつ雪の便り北より山地より 小雪けふも大和はもみぢ 喜夛隆子(歌人・ヤママユ編集委員)
初雪の便りが、北の地方や、山地から聞こえてくるが、小雪の今日も、大和は晴れている、というお歌。奈良は南部での雨の量は、全国有数ですが、北部は乾燥する日が続きます。全国的に雨の被害の多い時でも、奈良北部は、災害を免れることも多いですね。冬の晴れ間を楽しむ大和、いつまでも穏やかでと願います。