大暑(たいしょ) ~7月22日から8月6日~ 梅雨も明け、まさに夏本番といった季節。「土用の丑の日」(ウナギを食べる)や「土用干し」(着物の虫干し)など夏の言葉もこの時期。夏休みならではの思い出を。 ・初候 桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ) ・次候 土潤褥署(つちうるおうてむしあつし) ・末候 大雨時行(たいうときどきにふる) 奈良町にぎわいの家・オリジナル二十四節気短歌 ・大暑の歌 サリサリサリかき氷旨しすこやかに汗して励む大暑の今日も 喜夛隆子(歌人・ヤママユ) 暑さ極まる中、かき氷をいただき、夏らしい汗をかきながら、今日も励む。「サリサリサリ」という音感が楽しく、氷の表情がよく見える擬音語が、とてもよく利いたお歌。夏は暑いものと、汗をかき、日々の生活に前向きな気持ちが、大暑という言葉に比例する元気な歌。さあ、今日も一日、私たちも汗かいて、時に「サリサリサリ」 いたしましょう。